数値をセル内でグラフ化してくれる「データバー」はとても簡単に作成する事が出来ます。ただし、「条件付き書式」のコマンドからデータバーを作成した場合は、グラフの最大値と最小値が自動指定されるため、思い通りのグラフになりません。
データーバーの編集
条件付き書式のデーターバー
各世代の傾向は把握しやすくなるが、「50才以上:使いやすい」のデータがセル幅一杯に表示されてしまっては、「世代を代表しているデータ」であるかのように見えてしまう。しかし、実際の回答数は71件しかなく、状況を的確に示すグラフではありません。
上記の様に、「最大値」と「最小値」を指定してデータバーを設定すると、データが比較しやすいグラフとなります。各グラフの範囲が0~300になるように指定すると、上記の図のように、にデータバーを示すことが出来ます。
詳細な指定を行うには、「新しいルール」を使ってデータバーを作成する必要があります。
条件付き書式から新しいルール
①【範囲】をドラックして選択します。
②【ホーム】タブをクリックします。
③【条件付き書式▼】をクリックします。
④【新しいルール】をクリックします。
すると【新しいルール】のダイアルボックスが出てきます。
①【データーバー】を選択します。
②【数値】を選択し、0~300(リストの中の最小値・最大値)を選択します。
③【緑】を選択します。
④【グラデーション】を選択します。
【OK】ボタンを押します。
0~300の範囲でセルに、数値をグラフ化したデータバーが表示されます。
同じ手順で、30代~40代 50代以降のグラフもデーターバーを設定します。
グラフの範囲が0~250に統一されます。年代によっての比較が解りやすくなります。
セルの幅を調整するとより、見やすいグラフが完成されます。
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