Excelで操作していると、セルの文字が全部印刷されない事はありませんか? 今回は入力時によくある「文字切れ」の解消方法について紹介します。
上記の表の様に【罫線と文字がくっついている】【最後の行が見えない】と残念な印刷結果に終わって
しまいます。又、1行ずつ調整していては手間も時間もかかります。
今回は、行の高さをまとめて調整する裏技テクニックをご紹介します。
行番号の境界線をダブルクリック
行をドラックして選択します。
ダブルクリックすると、行の高さは揃えられます。
改行を削除
①【ドラックして選択】します。
②【Control+H】を押したら【検索と置換】ダイアルボックスが出てきます。
③ 検索する文字列に【Control+J】と入力します。
④ 置換後の文字列にスペースを入れます。
【OK】ボタンを押します。
文字の改行を解除できます。
CHAR関数
この様な際、改行を挿入するには、よく指定した文字コードに対応する文字を入力できるCHAR関数を使用します。
「CHAR(10)」で「改行文字を入力する」の意味となり、「&」演算子でセルの内容と連結して、「=CHAR(10)&対象のセル&CHAR(10)」のように入力すれば、セルの内容の前後に改行を追加できます。
CLEAN関数
ワークシート関数で改行を削除するやり方です。セル内で改行されている位置には、目に見えない改行コード(制御文字)が入力されています。こうした制御文字を除去してくれるのが、CLEAN関数です。
上記の様に関数を入力すると、改行が削除されます。
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