Office365と買い切り版では、Excel2021に既存のフィルター機能とは、既存のフィルター機能とは、比較にならない位幅広いです。本日は、FILTER関数の基本技から応用技についてご紹介します。
FILTER関数
FILTER関数の基本的な使用方法
この社内名簿表を女性で絞り込む方法をやってみます。
まず、Noの下のセルをアクティブセルにして、FILTER関数を挿入します。【配列】とは対象となる範囲です。
配列を全選択します。(配列というのは対象となる範囲の事です)タイトルは入れません。
次の検索値は含むとなってますが、簡単にいうと条件です。
条件は、D列の対象となるものを選択します。
=男性ですが、男性と文字列で書き込んでも良いですが、今回は、I3のセルを選択します。
optionとて、空の場合とありますが、該当するデータない場合の表示方法もしていできます。
ここでは、該当ナシと入力します。
この様に性別が男が選ばれて、書き込まれます。
FILTER関数の注意
日付を直接編集しないとシリアル値となってしまいます。
書式を日付にします。
※FILTER機能の大きな違いは、元のデータは、何もいじらない事です。
オートフィルター操作をしています。
動画を確認してください。
性別を女と書き換えると、女の一覧が出てきます。
空欄にすると、指定したので、該当ナシになります。
最近のFILTER関数などは、スピルという機能がが働いて、数式は一つしか入ってないのですが、
結果は、複数のセルに書き出してくれます。
FILTER関数の強みは、他の関数との組み合わせが出来ます。
SORT関数を使って、生年月日順に並び変え
FILTER関数で絞り出した、結果を生年月日順に並び変えます。
その場合 SORT関数を使用します。
SOと入力すると、sort関数が出てきます。選択して、タブキーを押します。
すると、この様にsort関数が挿入されます。
sort関数の場合は、並び替えのインデックスを入力します。この場合、6列目に、年齢があるので、6と入力します。
並び替えのインデックスは、昇順なので、1が昇順 2が降順となっていますので、今回は1を選択します。
生年月日順に並び変えられます。
以上がFILTER関数の基本的な使い方です。
複数条件でFILTER
次に複数条件でFILTER関数を使います。
抽出条件に血液型を加えます。
血液型は、入力規則で選べるようになっています。
OR条件
抽出条件は、男性カツO型で抽出します。
上記の数式を入力します。
カツはアンド条件の場合はアスタリスク(*)を入力します。条件のあるセルを選びます。
カツ 又はの条件
または、OR条件は、アスタリスクを消して プラスと書きます。すると男性又は、O型が抽出されます。
何故、* +なのか?
何故、* +なのか?そのロジックを解いていきたいと思います。
上記の様に数式を拡張バーで拡張させ 数式バーで改行をします。
性別でフィルタをかけているところを選びます。
この状態でキーボードのF9キーを押します。
すると、この様な計算結果になります。
一番上から、男性だからTRUE 次に女性でFALSEと言う風に並んでます。
大事な事は、TRUE=1 FALSE=0と言う事を表します。
血液型もおなじです。
この二つの配列を掛け算してます。
一人目は、1×1=1 二人目は、0×0=0 三人目は 1×0=0 と言う風になります。
掛け算の結果を表す
この状態を確認したうえで、
この様に選んだ状態でF9を押します。
次は、数字で表れます。掛け算した結果です。1の場合が該当する結果です。
又は ORの場合も一緒です。動画で解説しています。
まとめ
本日は、FILTER関数の基本技から応用技についてご紹介しました。
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