Excelでアンケートなどの作業でカウントする事は多いと思います。
例えば「キーワード」を含むカウント方法でも詳細に調査出来ます。
そんな時に、便利なのが、COUNTIF関数です。しかし、COUNTIF関数を使って「〜を含む」と言った文字などを抽出する際は、少し工夫が必要になります。ここでは、COUNTIF関数を使い、任意のキーワードを抽出する方法をご紹介します。
エクセルでキーワードを含むセルをカウントする
今回のサンプル資料は、上記の様な、アンケート集計表です。
C列のコメント一覧から、接客というキーワードを含むデータを抽出します。
COUNTIF関数とは?
条件に当てはまるセルの数をカウントする関数です。 単純に数値が含まれるセルの数をカウントしたい場合は、COUNT関数を用います。
=COUNTIF(範囲, 検索条件)です。
検索条件は、今回の例で言えば、アンケートのコメントが入力されているセルの事です。
今回の例でいうと、「E5」が検索条件になります。
数式を当てはめると、上記の様な数式になるのですが、
これでは、「接客」という完全に一致したものしか検索出来ないので、検索件数が0件になってしまいます。
曖昧な検索 ワイルドカード
検索だけではなく 「含む」「始まる」「終わる」と言った検索方法を曖昧な検索といいます。
この様な時、便利なのが、ワイルドカードです。このワイルドカードを使って、〇〇を含むと言った、曖昧な検索をしていきます。
ワイルドカードは、検索などグロブの際に指定するパターンに使用する特殊文字の種類で、どんな対象文字、ないし文字列にもマッチするもののことである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89_(%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%87%A6%E7%90%86)
使用例で言えば、この様な形になります。
ワイルドカードを使った、COUNTIF関数
使用例で行けば、この様になります。
重要なのは、【”*”&】と、【&”*”】です。
これによって、D8セルには、接客の前後の文字は、何でも大丈夫という意味になります。
まとめ
これで、COUNTIFと〜を含むでデータをカウントする事が出来ます。是非、活用してみてはいかがでしょうか?
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