備品管理などではどのように在庫管理をするかというのがとても重要です。 有料のソフトなどを使わずに、Excel で 難しい関数は抜きにして在庫管理をする方法を紹介します。
完成版はこの様になってます。

在庫が少なくなるとエクセルの管理表が教えてくれる。備品の発注を忘れないためのテクニックもご紹介します。
Excel納期管理表作成方法
プルダウンリストの作成

まず、この様にExcelシートで在庫管理表を作成します。上記の矢印のプルダウンリストの作成方法をご説明します。

① C2をアクティブセルにしてください。
② 【データタブ】をクリックしてください。
③ データの入力規則の▼からデータの入力規則をクリックしてください。

するとこの様なボックスが出てきますので、リストを選択してから上記の文字を入力してください。
するとプルダウンリストが出来上がります。
集計表を作成

次にF1~J7まで上記の表を作成してください。項目も入力します。
SUMIFS関数の挿入
次に、累計入庫数と累計出庫数をSUMIF関数で求めます。

数式バーに上記の様に入力すると候補が出てきます。
SUMIFS関数をタブで選んでください。

合計対象範囲のDの列を選択して、条件のBの列を選択します 条件(付箋)を選択します。
補充は文字ですのでダブルクォーテーションでくくってください。
エンターキーを押してください。

付箋の累計入庫数が60と分かりました。

下へドラックすると他の備品の入庫数が分かります。
累計出庫数も同じようにして求めます。

在庫数を計算

在庫数は入庫-出庫となります。
最低在庫数の設定

あらかじめ最低在庫がどの位必要か設定しておきます。
条件付き書式で備品の発注を忘れないように設定
余裕を持たせるために最低限在庫+5以下だと在庫のセルが黄色くなるように設定します。

① ホームタブをクリックしてください。
② 在庫をドラックしてください。
③ 条件付き書式▼から新しいルールをクリックしてください。

するとこの様なボックスが出てきます。
指定の値に含むセルだけを書式設定をクリックして上記の数式を入力してください。
これはJ2のセルが5個を上回ったらIの列のセルの背景を黄色くするという法則です。
OKボタンをおしてください。

この様に在庫が少なくなるとエクセルの管理表が教えてくれる安全在庫設定が完了しました。
まとめ
条件付き書式の設定は、最初は難しく感じられるかもしれませんが、コツをつかめばいろいろな条件で書式を設定できるようになります。今回の在庫数管理表の例のように、業務効率化にも役立てられるので、ぜひいろいろな書類に適用してくだだい。
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