作った資料を会議などで他の人に見せる時に、入力している一部のデータを見せたくないという場合など有りませんか?
今回は、Excelで作った売上管理や等、セルに入力した、一部のデータだけを非表示にする方法をご紹介します。
Excel入力済みデータを非表示
セルに入力した数値データを非表示
上記の支店別売上表があって、6月分の売上は確定じゃないのでまだ見せたくないという場合。6月分の売上データだけを非表示にすることができます。削除では有りません。
まず、非表示させたいセルを選択して、キーボードの【Control+1】を押します。
すると、【セルの書式設定】ダイアルログが出ます。
【ユーザー定義】の【種類】にセミコロン(;;)を入力します。
【OK】ボタンを押します。
選択されていたセルの入力データが表示されません。
データは非表示になっているだけで、非表示になっている所をアクティブセルにして数式バーで見てみると、データが入力されている事がわかります。
データをこの状態で非表示にしたら印刷する時も非表示になります。
セルに入力した文字データを非表示
さきほどの方法は、数値を非表示にする方法です。
上記の様な、セルに入力した文字データを非表示にする方法も有ります。
非表示にしたい文字をアクティブセルにして、キーボードの【Control+1】を押します。
すると、【セルの書式設定】ダイアルログが出ます。
【ユーザー定義】の【種類】にセミコロン(;;;)を入力します。
【OK】ボタンを押します。
すると文字列も非表示となります。
まとめ
今回ご紹介した方法は、行や列を非表示にするのではなく一部のデータだけを非表示にできるので、一定の箇所だけ非表示にしたいという場合には便利です。多くのビジネスシーンで役立つテクニックです。
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