データを自分以外の人に入力してもらう時には、間違った入力がされないように、ある程度制限をかけておきます。

入力規則という機能を使用すれば様々な制限をかけることができます。今回は、数値を制限する方法をご説明します。

この様な表があります。

下のセルを3桁で入力したい時、Noの場所を3桁の数字で入力してもらうように制限します。

① 設定をするセルを選択します。
②【データ】タブをクリックします。
③【データの入力規則】をクリックします。

【データの入力規則】ダイアルログが出ます。整数を指定します。

【データ】は次の値の間
【最小値】100
【最大値】999と入力します。

かなり細かく分かれていますね。言葉の意味そのままなので説明は必要無いと思いますが、「より大きい小さい」と「以上以下」の違いだけです。
100より大きいと言われた場合は、101から。100以上と言われた場合は100を含みます。
今回は[次の値の間]を選びます。表示されたのが下の画面。選んだものによって、入力できる場所の画面は少し異なります。入力できる数字を3桁にしたいので[最小値]に「100」と入力し、[最大値]には「999」と入力します。

入力時メッセージは
【タイトル】Noに対して
【入力時メッセージ】3桁の数式で入力

エラーメッセージは
【タイトル】無効な入力
【エラーメッセージ】3桁の値で入力してください。
【OK】ボタンを押します。

無効なデータを入力する

設定後、間違って2桁の数字を入力すると、エラーメッセージが出ます。

このエラーメッセージは、最初は[停止]というスタイルになっていますが、他に2つの種類が用意されています。

[注意]を選択すると、

アイコンとメッセージウィンドウが下のように変わります。

情報を入力すると

大きな違いはありませんので、アイコンの形で選んでも良いです。
今回は、入力する数値を制限する方法を説明しました。この入力規則には他にも様々な機能が用意されています。
多くの人が入力作業を行う表を作成する場合には、必ず設定したい機能です。
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