Excelでプルダウンリスト付きの資料を作成して管理する事はありませんか? セルにプルダウンリストを設定しておくと、設定されたリストの中から選択できるので、入力ミスも防げて、簡単にリストから選択する事が出来るので便利です。
しかし、プルダウンリストが設定されたExcelの資料で、プルダウンリストの項目以外の値を入力しようとして、エラーが出てしまいます。この様な場合の解決法が有ります。
次のチェック項目に「調査中」と入力して[Enter]キーを押すと、エラーが出てしまい入力を確定できません。この「調査中」という工程は、プルダウンリストの元となる「判定メニュー」に追加したいけれど、まだ、社内で追加できない状況と言う事も有ります。このような場合は、例外的に入力を許可する方法が有ります。
ここでは、プルダウンリストの項目以外の値を入力する方法を解説します。
プルダウンリストの作成方法は下記の記事をお読みください。
Excel プルダウンリストの項目にない値も入力したい
プルダウンリスト以外の項目も入力できるようにする
① ドラックして選択します。
②【データ】タブをクリックします。
③【データの入力規則】をクリックします。
すると、データの入力規則ダイアルログが出てきます。
「停止」が設定されていると、プルダウンリスト以外の値は入力できません。そこで「注意」に変更します。「注意」にすれば、プルダウンリスト以外の値も入力出来ます。
ここで、エラーメッセージを第三者に解るようにタイトルとエラーメッセージを入力します。
OKボタンを押します。
エラーメッセージのスタイルが変更されたので、判定に調査中と入力します。
すると注意のダイアルログが出てきます。続けますか?と出てきますので。はいをクリックします。
するとこの様に調査中と言う文字が入力されます。
まとめ
プルダウンリストは入力ミスをなくしたり、入力の手間が省けてとても便利ですが、業務上の例外処理を認めたい(ドロップダウンリスト以外の値を入力したい)時、入力の融通が利かず、とても困っている方は多いのではないでしょうか?今回は、業務で柔軟なプルダウンリストの作成方法をご紹介しました。
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