Excelでは、全体の合計だけでなく、項目ごとの小計を一気に求めたいことがあります。項目ごとに一つ一つ計算しても出来ますが、Excelでは細目ごとの計算を自動的に行う集計機能が用意されています。
グループ化したデータを集計することもできます。
データごとに小計を表す
①【A1】をアクティブセルにします。
②【データ】タブをクリックします。
③【小計】をクリックします。
すると集計の設定ダイアルログが出てきます。
1.グループの基準を【日付】にします。
2.集計の方法を【合計】とします。
3.集計するフィールドを【売上金額】とします。
【OK】ボタンを押します。
アウトラインが作成され、各日の小計と総計が計算されます。
上記の【-】ボタンをクリックします。
日付ごとに集計する事も出来ます。
アウトラインを消して小計と総計を残す
左側にある【-】ボタン(アウトライン)を消します。
①【A1】をアクティブセルにします。
②【データ】タブをクリックします。
③【グループ解除▼】から【アウトラインのクリア】をクリックします。
アウトラインが消え、小計と総計のセルにSUBTOTAL関数が入力された表に変更されます。
まとめ
今回は、Excelの[アウトライン]機能を使って集計を行う方法を解説しました。項目ごとにデータが並ぶようにした状態で集計すれば、簡単に表に集計行を作成できます。
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