掛け算した結果が複数あり、それを合計したい場合、SUMPRODUCT関数が便利です。SUM関数でも求めることができますが、SUMPRODUCT関数なら1つの数式で可能です。
SUMPRODUCT関数の書式から使い方をご紹介しています。
SUMPRODUCT関数とは?
SUMPRODUCT関数は、範囲または配列に対応する要素の積を合計した結果を返します。
読み方
サムプロダクト
書式と引数
書式は「=SUMPRODUCT(配列,[配列2],[配列3],…)」のように記述します。
引数名 | 説明 |
配列1(必須) | 計算の対象となる要素を含む最初の配列を指定します。 |
[配列2], [配列3],…(省略可能) | 計算の対象となる要素を含む配列を指定します。最大で255個まで指定できます。 |
SUMPRODUCT関数の使い方(使用例)
実際にSUMPRODUCT関数を使用する例をご紹介します。引数をどのように使用するか確認してみましょう。
この様な表があります。合計を一発で出していきたいと思います。
まず、配列1を指定します。
次に配列2を指定します。
エンターキーを押してください。
この関数だけで合計が算出出来ました。
SUMPRODUCT関数の応用
この様な表があります。税込合計金額を算出していきます。
配列1と配列2を指定してください。
配列3で割引率を求めます。
税込み対象なので、1.1を掛けます。
税込み合計金額が算出されました。
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