数値に対して四捨五入したり、切り上げ・切り下げ(捨て)したりすることを端数処理と呼ぶ。Excelには端数処理を実行する関数が用意されており、今回紹介するのは四捨五入を実行するROUND関数です。
使い方のカギは、下の書式にある「桁数」に指定する数値。これによって、どの位で端数処理をするかが決まります。
Excel ROUNDD関数
基本的な使い方
小数点第一位までで四捨五入する場合
桁数」は「1」となります。
「整数に四捨五入する場合は「桁数」は「0」となります。
ROUND関数など端数処理用の関数で利用します。
「桁数」は、一の位まで残す(小数第一位を端数処理する)とき「0」にする。これを基準に、小数方向を正の数、整数方向を負の数で指定します。
【実務での使用方法】
まずは15%引きの会員価格を算出する。これは一般価格に0.85を掛けます(「一般価格」*0.85)
この価格に対して十の位で四捨五入する場合はROUND関数の「桁数」を「-2」にします。
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