縦長の表からデータを取り出すVLOOKUP関数があります。HLOOKUP関数は、横長の表からデータを取り出す関数です。表が横に並んでいる場合はHLOOKUP関数を利用します。
HLOOKUP関数
HLOOKUP関数の引数
HLOOKUP関数の引数はこの様になっています。
=HLOOKUP(検索値, 範囲, 行番号, 検索方法)
検索値:範囲の上端の行で検索する値を指定
範囲:取り出したいデータが含まれるセル範囲を、絶対参照で指定
行番号:範囲の上端列から何行目にあるか、番号で指定
検索方法:TRUEまたはFALSEを指定
- [TRUEまたは1または省略]:検索値と一致する値がない場合は、
検索値未満の最大値が検索される- ※[範囲]の左端の列のデータは昇順に並べ替えておく必要がある
- [FALSEまたは0]:検索値と完全に一致する値が検索され、
一致する値がない場合は、エラー値「#N/A」を返します。
HLOOKUP関数の使い方

この様な表があります。身長から、制服のサイズを割り出していきます。

【D7】セルをアクティブセルにして、数式バーに【HLOOKUP関数】を挿入します。
ここでは、[範囲]の左端の列のデータは昇順になっています。TRUEか1を入力すると、検索値未満の最大値が検索されます。この状態でエンターキーを押します。

すると、身長のサイズが分かります。下の方にオートフィルすると、全ての名簿の身長のサイズが分かります。
まとめ
HLOOKUP(エイチルックアップ)関数を使用すると、横長の表の値を参照し、検索値と「同じ列を指定した行数のデータ」を取り出すことができます。
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