ExcelのSEQUENCE関数で、連番を指定の位置まで一気に入力する方法を紹介します。SEQUENCE関数は、連続した数値の配列を作成します。
SEQUENCE関数でカレンダー作成
行の連番作成
では、まず、Excel上でSEQUENCE関数を実施します。
まず、A1セルにSEQUENCE関数を入力します。
括弧の中は、1000と入力して、エンターキーを押します。
すると、1~1000までの連続データが一気に作成されます。つまり、SEQUENCE関数は、連番をふりたいときに便利な関数です。
列の連番作成
SEQUENCE関数を挿入して、引数の行は1 列は1000と入力すると、列の連番が1~1000入力されます。
SEQUENCE関数の引数
=SEQUENCE(行,列,開始値,積分)
SEQUENCE関数の引数はこの様になっています。さっきより多いと思われたかもしれませんが、先ほどは、行方向の連番した場合、列・開始値・積分を省略しましたが、それぞれの引数を解説するより、実際にやってみた方が早いので、Excelで実装します。
B2セルにこの様な、引数を入れます。行数=5 列数=3 開始値=5 増分=3となります。
エンターキーを押します。
すると、縦に5 横に3 そして、起点のB2には、5を入力して、そこから3づつ入力する事になります。表作成の際はとても便利です。
SEQUENCE関数でカレンダーの作成
SEQUENCE関数の利用で、便利になるのが、カレンダーの作成などです。
カレンダーは2023年12月のカレンダーです。
行が5行 列が7行 増分は、省略して、起点は、先月の11月の日曜は、11月26日なので、”2023/12/26”と入力します。この状態でエンターキーを押します。
すると、この様な、シリアル値になるので、このシリアル値を、日付に変えます。範囲選択をして、
キーボードのControlnel+1を押します。
すると【セルの書式設定】ダイアルボックスが表示されます。ここでは、【表示形式】タブの【ユーザー設定】の画面に行って、【種類】に【d】と入力します。サンプルは日付になっている事を確認して、OKボタンを押します。
すると、2023/12月のカレンダーが一瞬で作成できます。
まとめ
結構色々な場面で役立つと思います。ぜひ、活用してください。
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