業務の中で大量のデータを扱う、という企業は多いと思いますが、そのデータの集計に何を用いていますか? データの集計では、多くの人がExcelを使用している、と思いますが、Excelには、データを単純に合計するSUM関数の他に、条件を絞って合計するSUMIF関数やSUMIFS関数など、さまざまな関数があります。 また、関数を使った集計方法の他に、ピボットテーブルという便利な機能もあります。
今回は関数とピポットテーブルを使ってExcelで不良統計を出していきます。
この様な製造日報表があります。日付入力を変更してみます。
日付ごとに、不良率・投入数・不良数・不良損金金額が変更されます。
Excel 不良統計の出し方
品番マスターの作成
まず、品名と金額の金額のマスターをこの様に作成します。
不良統計は、不良数の種類に不良数を入力すると、不良数・良品数・金額マスターから算出して不良損金金額を現す事が出来ます。
不良1・不良2・不良3・不良4を入力してください。
不良数は、不良1・不良2・不良3・不良4の合計です。
良品数は、投入数-不良数で算出出来ます。
不良損失金額は、金額マスターからVlOOK UP関数で抽出することが出来ます。その金額から不良数を掛けます。
① 範囲を選択してください。
② 【挿入タブ】をクリックしてください。
③ ピポットテーブルをクリックしてください。
この様なボックスが出てきますので、新規のワークシートで作成するのでそのままOKボタンを押します。
すると新しいワークシートにこの様な画面が出てきます。
日付を行の場所にドラックしてください。
品番・投入数・良品数・不良を合計の所にドラックしてください。
日付ごとで、この様に集計出来ます。
集計表をSUMIF関数で集計します。
不良数と不良損失金額も同じようにSUMIFで算出します。
不良率は不良数-投入数で算出します。
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