Excelの印刷の際、複数の用紙にまたがるほど大きな表を印刷した時、出力した用紙の順番がわからなくなってしまった経験はありませんか? 五十音順に並んでいる表や、項目ごとに通し番号を振ってある表ならまだしも、ランダムな並び順でデータが並んでいる場合、順番が分からなくなったらお手上げです。
今回は、印刷した紙がバラバラになっても困らないように、印刷時にページ番号や総ページ数が表示する設定方法をお伝えします。
印刷設定の基本は下記の記事を参考にしてください。
ページ番号挿入方法
ページ番号はフッターとして挿入する

この様な住宅ローン償還表が有ります。
この名簿を印刷した時に、用紙の下部にページ番号と総ページ数が表示されるように設定します。

①【挿入】タブをクリックします。
②【テキスト▼】をクリックします。
③【ヘッダーとフッター】をクリックします。

表の上下にヘッダーとフッターの枠が表示されます(画面の都合上、ここではフッターは見えていませんが、スクロールすると表示されていることがわかります)。この枠内に文字を入力すると、すべてのページの決まった位置に印刷されます。今回はページ番号を【フッター】に入力するので、
④【フッターに移動】をクリックします。

フッターに移動します。

【ヘッダーとフッター】タブの【ページ番号】をクリックすると、上記の様に &[ページ番号]と表示されます。これがフッターに表示されていれば、自動でページ番号が用紙の下部に印刷されます。今回はさらに、「(ページ番号)/(総ページ数)」という形式で、総ページ数も表示して印刷します。

⑤&[ページ番号] の後ろに【/】スラッシュを入力します。

⑥【ヘッダーとフッター】タブから【ページ数】をクリックします。すると【&[総ページ数]】と表示されます。

【フッター】以外の場所をアクティブセルにすると上記の様になります。11頁あるうち1ページが表示されていると言うことです。

①【表示】タブをクリックします。
②【標準】をクリックします。

[標準]ビューに切り替わり、フッターの情報が非表示になります。

勿論、印刷プレビューで確認してもフッターの情報は保持されますので、先ほどフッターに入力したページ数の情報はきちんと印刷されます。
まとめ
今回は、Excelで作成資料のフッターにページ番号と総ページ数を表示するテクニックをご紹介しました。
印刷時にページ番号や総ページ数が表示されれば、印刷後に用紙がバラバラになってしまっても、すぐに元の順番に並べ替えることができます。是非、参考にしてください。
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